こちらでは、経営事項審査の中身を説明しています。
すでに審査を受けていらっしゃる方向けには、
詳しい配点などの説明もしているので、確認してみてね。
経営事項審査(経審)ってなに?
公共工事に参加したい会社様に、必ず受けていただく“成績表”のようなものがあります。それが 経営事項審査=経審(けいしん) です。
分かりやすく言うと会社の工事や財務状況をまとめた「通知表」のようなイメージです。
公共工事を発注する側(国や県、市)は、この通知表を見て「この会社はしっかりしているか」「どんな工事が得意か」を判断します。
経審でチェックされる主なポイント
経審では、大きく分けて次のような項目が点数化されます。
①経営状況(会社のお金の健康度)― 借金の重さや資金の余裕などを数値で評価します。
②技術力― 資格を持った技術者が何人いるか、どんな現場経験があるか、などです。
③工事の実績― 過去にどんな工事をしてきたか、売上は安定しているか。
④社会性(コンプライアンス)― 法令違反はないか、雇用環境は適切か、健康保険に加入しているかなど。
こうして点数化された結果が、公共工事の入札で使われる「総合評定値(P点)」になります。
よくある“つまずきポイント”
経審は毎年受ける必要があり、準備が複雑なため、こんなつまずきがよく起こります。
① 必要書類が多く、漏れが出がち
決算書、工事経歴書、技術者の資格証など、揃える書類が多いため、1枚でも不足すると審査が完了しない ということが起こります。
② 技術者の資格・配置の整理が追いつかない
「だれがどの資格を持っているか」「10年の実務経験はあるか」「常勤か非常勤か」など、技術者情報の管理が意外と難しいポイントです。特に人数が多くなると情報を把握するのが大変になります。
また、資格を持っているのに把握していなかった、10年の実務経験があるのに証明の仕方が分からなかったという場合は、技術者としての登録が出来ておらず、せっかくの技術者としての登録の点数を逃してしまうことがあります。
技術者の増減、資格によるか、実務経験によるかで点数が変わってきます。
また、若年技術者の採用の際には、大きな加点もありますので、見逃すわけにはいきません。
③ 経営状況の点数が思ったより低い
借入金の状況や手元資金など、会社の財務内容が数値化されるため、点数の変動が大きいことがあります。
④ 工事実績のまとめ忘れ
「完成工事の売上」「元請けか下請けか」「公共工事か民間の工事か」「どんな内容の工事をしたか」「いつしたか」を正確に記載しないと、本来とれるべき点数を取れないことがあります。
元請け工事か、下請け工事か、によっても点数に差が出ますので、きちんと工事内容の把握をしておくことが大切です。
準備に充てられる期間はどれくらい?
経営事項審査は受けておかなければいけない時期、というものがあります。
経営事項審査の結果通知書には有効期限があって、1年7カ月と決められています。この期間をすぎると結果(点数)が無効になるので、欠かさずに受審しておく必要があるのです。
そして、経営事項審査の結果通知書が発行されるまでに審査日からピッタリ1カ月はかかります。
これは中播磨土木事務所(姫路)の場合で、加古川土木事務所もだいたい同じくらいの期間がかかります。加東土木事務所(社)の場合は、なぜかものすごく早く発行してくださいます。忙しいから早めに出しとくわ~が担当者さんの毎回の口癖ですね。
決算期までの1年間の期間を経て、確定申告を2カ月以内に終えられるので、タイムリミットから発行にかかる1カ月を見こしてひくと、準備期間にあてられる残り期間は4カ月ということになります。
4カ月もあれば、なんとかなるでしょう・・と思われると思いますが、書類が見つからない場合などイレギュラーが起これば時間が過ぎるのはあっという間です。あまり時間がない、急がなきゃというのが実際のところだと思います。
どう準備すればスムーズに進む?
では、どうすれば準備をスムーズに進められるのでしょうか?
①決算後、早めに経審の準備を始める技術者の資格証・実務経験の証明を整理しておく
実質4カ月しか準備する期間がないのですから、早めにとりかかるのが一番です。
②工事実績を日頃から記録しておく
これは、大変だと思いますが、確定申告時に整理されていると思いますので大丈夫だと思います。
③社会保険や法令遵守の状況を常に改善する
社会保険類の証明書は、必ず必要になります。期間も、決算日前の7カ月など、証明機関もかなり長く、書類もたくさん必要になりますので、日ごろから意識して整理しておいてください。
④経審は「点数を上げるコツ」を押さえることで、毎年確実にステップアップできます。
この点については、まずは何をやるべきかを把握することが必要です。
すでにお受けになられている方は、加点項目を何か見落とされていたり、難しいと思っていたものが案外簡単だったりということもありますので、気になられる方は一度、お問合せ下さいませ。
最後に
経審は「複雑でむずかしい」と感じられがちですが、 “会社の力を公平に評価する仕組み” です。
毎日の取組みや会社の状況をしっかり整えておくことで、自然と良い点数につながります。
準備のサポートが必要な場合は、お気軽にご相談くださいませ。
書類は揃ってる?
証明書類のほとんどは、原本が必要だよ。
ポイントを押さえれば早く準備できるよ。
★経営事項審査の気になるポイント★
ちょっと難しいことも書いてあるけれど…
気になるところを読んでみてね。
分からないところはお気軽に聞いてくださいね。





