建築一式工事の内容と具体例をまとめています。
業務の中で気づいた点を加筆していきますね。
【建築一式工事とは?】
建築一式工事とは、建物全体の施工と管理を総合的に請け負う工事で、設計から完成まで全体管理が必要な工事です。複数の専門工事を統括します。
【代表的な例】
▢ 戸建住宅の新築工事
→ 設計〜基礎〜構造〜仕上げまでを「一式」で請け負います。
▢ マンション・集合住宅、ビルなどの大規模施設の建設
→ 大規模な建物を元請として統括。専門工事を複数まとめて管理します。
【💡 ポイント】
✅ 総合管理が必要な工事
建物全体を統括して請負い、下請け業者の調整や工程管理も含めて実施する工事です。
✅ 「元請け」で受注する工事が中心
一式工事は、他社に専門工事を発注しつつ全体をまとめる立場なので、元請けで受注することが多い業種です。
✅ 専門工事との違い
例えば、配管工事や電気工事だけを請け負う場合は「管工事」「電気工事」の許可が別途必要になります。一式工事があるからといって、専門工事が何でもできるということではありません。よく勘違いされているポイントでもあります。
建築一式工事の許可があっても、500万円以上の内装・電気・管工事などの専門作業を単独で請け負うには、別途その専門工事の許可が必要 です。建築一式工事の許可さえあれば、どんな工事でも出来るわけではありませんのでご注意ください。
軽微な工事の区分(1,500万円未満・150㎡未満木造住宅など)は誤解しやすいので、対象工事の金額・内容を正確に判定しましょう。
具体的には次のようなケースが該当します。
- 平屋建てや2階建てで延べ面積が150㎡未満(約45坪未満)の木造住宅の新築・改修
- 主要構造部(柱・梁・壁・床)が木造で、住居として使われる部分が中心のもの
✅税込み金額で判断する
工事費を判断する際は、消費税・地方消費税を含めた 税込みの請負金額 で計算します。税抜で基準未満でも、消費税を含めると超えるケースがあるので注意が必要です。
✅工事の分割契約は合算する
同一工事を複数の契約に分けて請け負っても、契約を分割するに正当な理由が必要です。正当な理由がなければ それぞれの契約額を合算して1件として判断 されることがあります。