経営審査で加点!「建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度」とは?



こんにちは。
兵庫県姫路市の行政書士の秋田です。

今日は梅雨らしい雨ですね。
湿度がすごいですが、こんな日は、なぜか掃除がしたくなります。笑


先週は、経営事項審査の準備、倉庫業のお問い合わせの対応や本店移転手続き、他府県での会社設立と建設業許可取得のための準備などをしておりました。1週間が過ぎるのはあっという間です。
今年も半分が過ぎようとしているなんて。。

さて、経営事項審査の打合せの際に、ご説明はしているのですが、あまりご存じない方がほとんどのようですので、改めて、どのようなものかまとめてみました。

まる
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経営審査を受ける方にとっては、
点数は一番の関心事だよ。
知ってて損はないよね~

建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度


令和8年7月から、経営事項審査(経審)の評価項目に「建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度」が追加されます。
公共工事の入札に参加している建設会社にとって、経審の点数はとても重要です。そのため、新しい加点制度について早めに知っておくことをおすすめします。


この制度は、技能者の育成や働きやすい職場づくりに取り組む会社を評価するために設けられました。
「人を大切にする会社」であることを宣言することで、経審の加点対象となるというものです。

1 経審で加点を受けるための条件

この制度では、建設業で働く技能者の育成や処遇改善に取り組んでいる会社が対象になります。

例えば、

  • 技能者の賃金改善に取り組んでいる
  • 若い人材の採用や育成を行っている
  • 建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用している
  • 技能者が働きやすい環境づくりを進めている

といった取組を行う会社が評価の対象になります。
制度の趣旨は、「技能者を大切にする会社を増やし、建設業界の担い手を確保すること」です。そのため、単に書類を提出するだけではなく、日頃から人材育成や職場環境の改善に取り組むことが大切になります。

2 自主宣言制度の手続き

加点を受けるためには、まず自主宣言を行う必要があります。


手続きの流れは次のとおりです。

① 制度の内容を確認する

まずは、自社が制度の趣旨に沿った取組を行っているか確認します。
特に、

  • 技能者の育成
  • 資格取得支援
  • CCUSの利用状況

などを整理しておくとよいでしょう。

建設キャリアアップシステム登録は必須ですので、まだの方は手続きが必要です。

★建設キャリアアップシステム登録手続きについても、承っておりますので、手続きに困られた場合はご相談くださいませ。事業者登録、技能者登録それぞれ必要ですが、手続き完了まで大凡1~2カ月ほど見ておかれるとよいと思います。

② 自主宣言を行う

制度で定められた方法により、自主宣言を提出します。国土交通省のHPから手続きが可能です。

③ 経審申請時に証明資料を提出する

宣言後、約1カ月ほどで証明書類がでるそうです。経営事項審査を受ける際に、宣言を行っていることを確認できる資料を提出します。

④ 評価結果に反映される

要件を満たしている場合は、経審の社会性等(W点)の評価に反映(プラス5点)されます。

3 自主宣言制度で注意したいポイント

この制度を利用する際には、いくつか注意点があります。

まず、この制度は始まったばかりで、加点も7月からくわえられるものですので、内容自体は今後変更される可能性があります。実際に、取組みを怠った場合は取り消されるのか、など実際の運用がどこまで厳格に行われるのかは分からないところです。
1年後には運用方法や必要書類が見直されることも考えられますので、申請前には最新の情報を確認しましょう。

経営審査では、

  • 技術者の確保
  • CPD(継続学習)
  • CCUSの活用
  • 各種認証制度

などが主な評価対象になります。

経審対策を行う場合は、自主宣言制度だけではなく、他の加点項目も漏れがないか、あわせて確認することが大切です。
最後に、この制度の本来の目的は経審の点数を上げることだけではなく、技能者が働きやすい環境を整え、人材を育てることが会社の成長につながるというものです。結果として、経審の評価向上や公共工事の受注につながることが期待できます。

とはいっても、「5点」あります。
ご興味のある方は、ぜひご確認くださいませ。


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