技能検定ってどんな資格?


おはようございます。
兵庫県姫路市の行政書士の秋田です。


「技能検定」とは、各都道府県の職業開発能力協会が実施する検定で、働く人々の有する技能を一定の基準で検定し、合格した人は技能士として国家資格が与えられます。

今回は、専任技術者の資格として技能検定試験を受けるときの注意点をご説明いたします。

技能検定には「1級・2級」などの区分があり、
それぞれ 受験できる実務経験年数が決まっています
受験できるかどうか、まずは要件をチェックしましょう。

すべての技能検定が専任技術者に使えるわけではありません。
建設業許可は「業種ごと」に基準があるため、ご自分が取得する資格が、会社で必要とする業種と一致しているかが重要です。

技能検定は全部で127職種の試験があり、建設業許可の専任技術者に必要な資格も含まれています。
以下の表が、

                技能検定専任技術者になることができる建設業種
職種選択科目
型枠施工大工工事(一般)
とび・土木・コンクリート工事(一般)
ウェルポイント施工とび・土木・コンクリート工事(一般)
路面標示施工塗装工事(一般)
建築板金ダクト板金作業屋根工事(一般)
管工事(一般)
板金工事(一般)
建築大工大工工事(一般)
左官左官工事(一般)
とびとび・土木・コンクリート工事(一般)
コンクリート圧送施工
冷凍空気調和機器施工管工事(一般)
配管建築配管作業管工事(一般)
タイル張りタイル・れんが・ブロック工事(一般)
築炉タイル・れんが・ブロック工事(一般)
ブロック建築石工事(一般)
タイル・れんが・ブロック工事(一般)
石材施工石工事(一般)
鉄工製缶作業鋼構造物工事(一般)
構造物鉄工作業
鉄筋施工鉄筋施工図作成作業鉄筋工事(一般)
鉄筋組立て作業
工場板金板金工事(一般)
建築板金内外装板金作業屋根工事(一般)
板金工事(一般)
かわらぶき屋根工事(一般)
ガラス施工ガラス工事(一般)
塗装塗装工事(一般)
畳製作内装仕上工事(一般)
内装仕上げ施工内装仕上工事(一般)
表装
熱絶縁施工熱絶縁工事(一般)
建具製作建具工事(一般)
カーテンウォール施工
サッシ施工
造園造園工事(一般)
防水施工防水工事(一般)
さく井さく井工事(一般)



技能検定は

検定試験は実技と学科の2種類で構成されていますので、両種類とも合格する必要があります。

  • 学科試験(知識)
  • 実技試験(作業)
    の両方があります。

特に実技は「普段の作業と少し違う流れ」で評価されることがありますので、
試験仕様を事前に確認し、講習や過去問で対策しておくと安心です。

建設業許可申請には 合格証書(写し可) が必要です。
紛失すると再発行に時間がかかるので、会社と本人、両方で保管ルールを決めておくのがおすすめです。

職種によっては、技能検定だけで専任技術者の要件を満たせないことがあります。
2級の場合は、3年以上の実務経験が必要になります。
平成16年以前に資格を取得されていた場合は実務経験1年以上の経験が必要になります。
その場合は、

  • 雇用契約書
  • 工事関連の書類
  • 作業日報
    など、実務経験を証明する資料が必要なので、早めに準備しておきましょう。

技能検定は、建設業許可の専任技術者要件を満たすための有力な資格です。
ただし、

  • 受験要件の確認
  • 試験対策
  • 証明書の保管
  • 実務経験証明の準備
    など、事前準備がとても大切です。