【建設業】経営事項審査で評価される「2級建設業経理士」とは?

おはようございます。
兵庫県姫路市の行政書士の秋田です。

今回は、経営事項審査の加点項目である「2級建設業経理士」についてまとめてみました。


2級建設業経理士は、建設業に特化した会計・経理の専門資格で、
経営事項審査(経審)において技術職員以外で加点対象となる代表的な資格です。


経審における位置づけ

2級建設業経理士は、経審のうち
「その他の審査項目(社会性等)」において評価対象となります。

  • 建設業会計に精通した人材を社内に配置している
  • 経理・財務体制が一定水準以上である

といった点が評価され、経審点数アップにつながる可能性があります。




2級建設業経理士を取得するメリット

① 経審の加点につながる
経審では、資格保有者を常勤で雇用していることにより評価を受けられます。
技術者資格以外で比較的取得しやすい点も大きな特徴です。

② 建設業会計の実務力が向上
・完成工事原価
・工事進行基準・完成基準
・建設業特有の勘定科目
など、建設業ならではの会計処理に強くなるため、日常の経理業務の精度向上にも直結します。

③ 元請・公共工事対策として有効
経審の点数は公共工事の入札参加資格審査に影響するため、将来的に公共工事を目指す建設業者にとって有効な資格です。


こんな建設業者様におすすめ

  • 経審点を少しでも上げたい
  • 技術者以外の加点項目を強化したい
  • 経理担当者のスキルアップを図りたい
  • 建設業会計を正しく理解した人材を社内に置きたい

特に、小規模〜中堅建設業者にとっては、コストを抑えながら取り組みやすい対策の一つです。


2級建設業経理士の受験資格

受験資格はありません。
2級建設業経理士は学歴・年齢・実務経験を問わず、誰でも受験可能です。そのため、経理担当者

2級建設業経理士は、経審対策と経理体制強化を同時に実現できる資格です。
技術者資格だけに頼らない経審対策として、ぜひご検討ください。

まる
まる

公共工事に参加するには経営事項審査を受けておく必要があるんだよね。
その中で加点につながるものをお伝えするね。

難易度は「やや易しい~標準レベル」
2級建設業経理士は、簿記3級~2級の基礎レベルをベースにした試験で、建設業の会計に特化した内容が出題されます。

建設業に関わる経理担当者であれば、比較的チャレンジしやすい資格といえます。


2級建設業経理士の合格率は、おおむね30%~50%前後で推移しています。

  • 国家資格や難関資格と比べると高め
  • しっかり対策すれば十分合格を狙える水準

※試験回によって多少の変動があります。


出題科目

  • 建設業簿記
  • 原価計算
  • 財務諸表の基礎
  • 建設業特有の会計処理(完成工事原価など)

一般的な簿記試験と比べて、建設業特有の実務寄りの問題が多いのが特徴です。


可能です。

  • 数か月の学習で合格する方も多い
  • 経理未経験者・事務職の方の受験も多数

ただし、

  • 仕訳の基礎
  • 勘定科目の考え方

など、最低限の簿記知識は事前に押さえておくと安心です。



  • 経審の加点を狙いたい建設業者さま
  • 経理担当者のスキルアップしたい場合
  • 建設業会計を体系的に学びたい方
  • 初めて建設業系資格に挑戦する方

経審で加点されるために必要な条件


① 常勤職員であること

  • 審査対象となる決算日時点で常勤で勤務していること
  • 社会保険加入状況や勤務実態が確認されます

② 資格保有を証明できること

  • 2級建設業経理士の合格証明書・資格証
  • 審査時に写しの提出が必要

③ 在籍が確認できる書類の提出

  • 健康保険被保険者証
  • 雇用契約書、賃金台帳 等
    ※審査機関により求められる書類は異なります

など、日常の経理・決算業務の精度向上にも直結します。


注意点(実務上のポイント)

  • 審査基準日は原則として決算日
  • 決算日以前から常勤している必要があります
  • 経審の取扱いは都道府県・審査機関により異なる場合があります


まとめ

2級建設業経理士は、
「経審対策」と「経理体制の強化」を同時に実現できる資格です。

技術者資格だけに頼らない経営事項審査対策として、ぜひ取得・活用をご検討ください。


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